電気料金削減のしくみ ・・・ PPS
PPS事業は大口電気需要の事業所(6kV以上を受電)を対象に、電力の自由化に伴い電気事業法に沿って、現在の供給電力会社を変更して頂き、PPS事業者が割安な電気を供給する事で、電気料金の削減をするものです。
【削減例】
電気料金削減のしくみ その1 ・ ・ ・ 不等率、需要家の組み合わせ
不等率とは、合成された電力利用形態が、契約電力kWの単純合計に対して、合成のピークの値が、どの程度利用されているかを示すものです。複数のユーザーがいる場合は、ピークが同時に出るとは限りません。したがって、必ず契約電力の単純合計値とピーク電力の値の差は生じます。この差の電力kWがある意味、不必要に支払われていることになります。 PPSでは、こうした不等率の効果を利用して、電力供給側と利用側双方にメリットが出るようにベストミックスします。
電気料金削減のしくみ その2 ・ ・ ・ 購入形態の合理化
現在の電力会社との電力需給契約は、「1需要箇所1契約」の原則で、電力会社が独占的小売りをする形態となっており、電力の需給に関して高い専門性が要求され、需要者側から論理的に電気料金の値下げを要求できる状況に有りません。
電気事業法の改正による、電力の自由化に伴う望まれる電力契約の形態は、需要家自身が専門性を持ち、量的インセンティブや利用形態の工夫により、電気料金の選択の余地を持つものです。
例えば、既存の電力会社や電力取引所、卸発電事業者、自家発事業者等から、最適な組み合わせを選択しながら購入することです。
PPSは、専門性を活かし需要家(お客様)の代わりに、このような調達業務を行い、割安の電力をご提供するものです。